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SAYS FARM YOKAWA BLANC 2022
海に開けた丘陵地の畑からは海越しに立山連峰を望み、海から隆起した地質はミネラル分を含みます。海から丘を登る潮風と海へと吹き下ろす風は、北陸の高温多湿な空気を流し、この土地で育つ葡萄に独特な個性を与えてくれます。名前に地名を冠したYOKAWA BLANCは、氷見市余川地区で育むシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、アルバリーニョの個性をアッサンブラージュすることで土地の魅力を表現しています。ブドウと共に感性を磨き、育ってきた我々が敏感に品種の個性を捉えアッサンブラージュすることによって導かれるこのワインは、毎年が成長であり、完成されたものはなく、我々がブドウと共に育つ営みを感じさせるものです。
2022年はアッサンブラージュによって育まれるフレッシュな果実味が実に活き活きと表れています。硬質な酸がアフターまで緊張感を保ちつつ伸びやかに広がることで軽やかでありながら深みのある酒質を表現しています。
【栽培】
植栽密度は1ha当たり3000本(植間1.5m、列間2.5m)と高密度な植栽はせずに、ダブルギュイヨ仕立てを実施しています。ゆっくりと果実の成熟を促すために、房周りの葉を残し、房へ注がれる太陽光のバランスを調整しています。この取り組みにより、ブドウの酸味が保たれた状態で果実が熟し、ワインには熟した果実味と端正な酸味が一層際立ち、土地の個性が現れたワインに仕上がっていきます。
【醸造】
手摘み100%で収穫したブドウは潰れないように15㎏入る籠に保管し早期に仕込みを開始しています。果皮の魅力が豊かなため除梗を行い、果皮と果汁を接触させるスキンコンタクトタイムをとっています。氷見で育つ品種個性をより引き立たせるイメージです。果皮の魅力を引き出しながら流れてくる果汁を樽型ステンレスタンクに(283ℓ)に移し、自生酵母による発酵。自生乳酸菌による発酵を実施。熟成期間はシュール・リーの状態で9ヶ月間。翌年6月にアッサンブラージュを行いボトリング。・滓との接触時間を増やすことで、滓が余分な酸素を吸着してくれ、ワインはフレッシュかつ複雑な熟成を促してくれています。その後、滓引きの後瓶詰めを実施しています。
【産地】 富山県氷見市余川
【栽培方法】 垣根式 植間1.5m 畝間2.5m
【畑の形状、地質】 南向きの緩やかな斜面 砂岩を含む粘土地質
【使用品種】 シャルドネ:39.6% ソーヴィニヨン・ブラン:39.6% アルバリーニョ:20.8%
【収穫日】 9月上旬~下旬
【発酵前処理】 除梗、果粒の破砕
【発酵方法】 樽型ステンレスタンク発酵 20℃前後
【MLF】 実施あり(自然に少し生起)
【育成方法】 シュール・リー 樽型ステンレスタンク 9ヶ月
【瓶詰め前分析数値】 還元糖0.09g/l 酸度(酒石酸換算)7.53g/L Alc:12.35% pH:3.24
【亜硫酸の使用有無】 100ppm使用
【生産本数】 1801本
※販売開始直後はご注文が集中いたしますので、発送まで7日~10日程度お時間を頂戴する場合がございます。
※着日指定ご希望の方はご注文より7日以降、1か月以内の間で承っております。備考欄にご記入ください。
※手提げ袋はついておりません。ご入用の場合は追加でご購入ください。