

SOLD OUT
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
※1月23日 10時ごろより販売を開始いたします。
氷見市余川のテロワールと品種特徴の調和が育むフラッグシップワインです。良く熟れたうっとりするような果実味に、塩味を感じる心地よい余韻が海を連想させ氷見の情景が浮かぶような魅力を持っています。良く熟れ、厚みを感じるこのワインからは2023年の酷暑の記憶が刻まれています。
厳しい暑さ、降水量の少なさが育んだ稀に見る2023年。葡萄の成熟期に入った8月の平均気温が28.6℃となり過去最高を記録し非常に暑い状態が続いたこと、7月中旬から8月下旬までの降雨量は63.5mmと非常に少なく、このヴィンテージの特徴を決定付けた。これまで育まれてきたアルバリーニョの対極を成すように構築されたその魅力は、よく熟れた果実フレーバーに蜜、口当たりは優しく丸みを帯びた酸味、厚みあるどっしりとした味わいに高めのアルコールボリュームが滋味深く広がる。
【栽培】
植栽密度は1ha当たり3000本(植間1.5m、列間2.5m)と高密度な植栽はせずに、ダブルギュイヨ仕立てを実施しています。ゆっくりとした果実成熟を目指し、房周りは徐葉せず太陽光が果実に当たる割合をコントロールしています。その期間の中で育まれる果実は、バランスが良く、健全、充実した味わいがあります。
【醸造】
選果を行いながら手摘みで収穫。1晩地下セラーにて冷却し醸造を行っています。ブドウの果梗を取り除き、果粒から果汁が出てくるように軽く傷をつけた状態にし、CO2を張ってスキンコンタクトの状態で10時間静置(果皮からの香り成分の抽出が狙い)。メンブランプレス機にて速やかに搾汁。12時間のデブルヴァージュ、タンク底部の重たい滓を残し、細やかな滓と同時に上澄みを移動させ、ステンレスタンクにて発酵を進めています。発酵終了後は、フードル(2000ℓ)に移し、シュール・リーの状態で翌年10月まで管理、11月に軽いろ過を行いボトリング。
【産地】富山県氷見市余川
【栽培方法】垣根式 植間1.5m 畝間2.5m
【畑の形状、地質】南向きの緩やかな斜面 砂岩質、砂岩泥岩質
【使用品種】アルバリーニョ 100%
【収穫日】9月6日、15日、
【収穫時分析数値】Brix:20~21.2(Brix)、Dencity:1.088~1.091
TS:5.8~6.5g/l(酒石酸換算), pH:3.43~3.76
【AF】樽発酵(228ℓ)野生酵母、培養酵母を兼用。13.0℃~17.2℃ 25日間
【MLF】少し自然生起。
【補糖の有無】実施なし。
【補酸の有無】実施なし。
【熟成】フードル(卵型大樽)2000ℓ 約12ヵ月間
【瓶詰め前分析数値】Alc:12.8 FreeSO2:16.6mg/L Density:0.990 pH3.82 Tot.Sug:0.31g/l
Lactic:1.59g/l Malic:0.28 VA:0.50g/l TA:3.70
【生産本数】2666本
※着日指定ご希望の方は2月1日以降、1か月以内の間で承っております。備考欄にご記入ください。
※手提げ袋はついておりません。ご入用の場合は追加でご購入ください。